コロナウィルスが引き起こした二次災害とは in ロンドン
読者皆さま、いかがお過ごしでしょうか!
ロンドンは春に近づいて来たと思いきや、冬の寒さが続いています。
また課題を早めに済ませて、一息しようとも、すぐに他の課題の提出日がやってくるため、なかなか疲れが取れにくくなっています。
実は今回の記事を読んでいただく前に皆様に謝罪しなければならないことがあります。
前回の記事で、今回の記事は「大学への入学方法」について書く予定でしたが、今は少しリアルタイムのことについて書くべきかだなと思いまして、、。
申し訳ないですが、大学に関する連載は一度ストップし、
週に2回の更新期間中は私が過ごす日常についてシェアしていこうかなと思っております。
では前置きが長くなりましたが、
今回の記事は一番旬の話であるであろう、
「イギリスのコロナウイルス事情」についてです!
LI〇E NEWSで日本の様子を見ていますが、まだまだ感染者が増え続けてるみたいですね…
イギリスも日に日感染者が増え、以前よりも街中でマスクをする人やスカーフなどで顔を覆う人を見かけるようになりました。
また残念なことに
こういう事態に出てくる問題(二次災害というのでしょうか)は
差別問題ではないでしょうか。
日本のニュースでも取り上げられたようですが、コロナウィルスが流行り始めてからヨーロッパ全体でアジア人に対する人種差別による事件が起こっています。
実際に私も
ショッピングセンターへ行った際、「中国人よ」と避けられられ、
繁華街で「You make me sick!」と叫ばれ、
寮に住んでる人に「なんでこんなにアジア人がこの寮に多いの?」と言われる。
などあまりロンドンでは経験することがなかった差別を受けました。
また先日、シンガポール人の学生2人が繁華街の近くで殴られる事件がロンドンで発生しました。
下にリンクを貼りましたが、2人は2月24日の夜4人組の男性たちにコロナウィルスが原因で暴力を受けました。
https://www.bbc.co.uk/news/uk-england-london-51771355
(実際に殴られた顔写真があります。ご自身の判断でご覧ください。)
もちろん、ロンドンに住む人皆さんが差別行為や嫌がらせをするわけではないです。
ですが、私は最大限の配慮をしながら生活しています。
小さなことですが、
- 目立つ服を着ない
- マスクはしない
- 咳や鼻水をすするような風邪を連想させる行為は公共の場所ではしない
- 英語の本を読む
- アジア人だけの大人数で出かけない
などを心掛けています。
差別を受けることが怖いため、きっと何でもない小さな配慮をする事で、自分自身の気持ちを落ち着かせているのかもしれません。
1人目のコロナウィルス感染者がイギリスで発見された時は、明らかな差別を受けるかもしれないという恐怖で家から出られなかった時もありました。
同時に「私たちが原因ではないのに…」というやるせない気持ちもありました。
その気持ちが怒りに変わり、悲しみに変わり、今は理解に変わり、
そして人間の醜さを知りました。
発症地がアジア圏であること
原因が私たちではないこと
彼らが私たちの状況を知らないこと
みんながやり場のない恐怖にいること
そしてその恐怖をぶつける対象が私たちアジア人であること
全てが事実です。
そして、その事実に対して恐れていても何も変えることはできないのも事実です。
だから今の私に出来ることは、
手洗い・うがい、そして堂々と生活する
だと思ってます。
今回は、少しディープな話になりましたが、いかがでしたでしょうか。
今回のコロナウィルスは誰が悪いと特定して責任を取らせることができる問題ではありません。だからこそ、配慮しつつも堂々と生活しようと心掛けています。
暴力事件が起きたことは本当に残念ですし、そのようなことがもう起こらないようにポジティブなニュースを報道するようにするなどの対策がされることを願うばかりです。
また、このような行為が間違っていることが多くの人に認識されることを願います。
蔦らない点が多いと思いますが、日々研究を重ねながらより良い記事を書けるように頑張ります!何か気になることや質問があれば、コメントして頂ければ幸いです!
では、皆さん最後まで読んでくださりありがとうございます!
See you again!ぴーす
PEACE✌️IRIS
※全ての記事は、個人的な経験を基に制作されています。その点をご了承ください。