irisgasakuhiの日常ブログ~ロンドン留学中~

ロンドン留学生の「とある日」をシェアしていきます!

新年あけましておめでとうございます。

お久しぶりになってしまいました。

そして、あっという間に一年が過ぎ、2021年に突入してしまいましたね

皆さんにとって2020年はどのような年でしたでしょうか。

 

コロナの影響でやりたかったこと、計画が上手く進められなかった方もいれば、「コロナのせいで…」を理由に色んな事を諦めてしまって後悔している方もいるのではないでしょうか。

 

遅い振り返りになりますが、2020年はコロナ以外にも様々なことが起こった年でもあったと思います。

アメリカを皮切りに世界中を巻き込んだBlack Lives Matterや香港国家安全維持法のデモ、最近の話になるとアメリカ大統領選挙など。

民主主義や人種差別問題など人々の考えが明るみに出る瞬間が多かった一年だったような気がします。

SNSの発展により、誰もが自分の考えを公共の場に言及することができるようになった世の中ですが、同時に人間の卑劣な姿や考えを目の当たりにしたように思います。

人権問題や男女平等など今まで曖昧にされていた部分への注目が集まり、それと同時にコロナによる様々な生活面への制裁が加わり、人々はより『自由』という言葉を意識するようになったと思います。

 

 

個人的な振り返りをさせてもらいますと、2020年は私にとって色んな意味で挑戦的だったと思います。2020年を10年ぶりに訪れたロサンゼルスで晴れ晴れと迎えたものの、昨年はやっぱり精神的に安定しない時期が多かったように感じます。

自分の器が小さく、人と比べて他人を批判してみたり、自分を否定してみたり。そうやって、自分を硬い箱の中に閉じ込めてしまっていたように思います。

自分の将来が常に不安で、周りが羨ましくて、自分がいる環境に感謝どころか不満しか感じれなくて。

だけど、私なりに新しい自分を見つける為に、そして自分に自信をつけるために色んな事に挑戦したし、今までの自分であればやらなかった事に挑戦することができたのかなとも思えたり。

でも年末にやっと気づけたのは、自分が挑戦することができたこと、私が今自分に自信をつけることができたのは全部周りの人がいてくれたからなんだっていう感謝の気持ち。

言葉で感謝の気持ちを伝えることって意外と簡単にできるようになってしまうものかもしれないです。だからこそ今まで「ありがとう」という言葉をいうことに抵抗はなかったし、その時は本当に「ありがとう」って思った。

だけど、人間、「有難い」って心の底から感じることって凄く難しいじゃないかなって人生21年目の私はそう思います。

 

有る事が難しい事。

 

今は家族全員が健康でいれることも、有る事が難しい事。

明日の心配をすることなく、自分の将来について心配できることは、有る事が難しい事なのかもしれないなって。

 

2020年、みんなが行動を制限された中で自分が後悔しないぐらいに色んな人に出会えたことは自分のキャリアの為だけじゃなくて、何よりも周りの人達への「感謝」を気づかせてくれたようです。

自分が気づけたこと、学べたこと全ての自分の努力だけでなく、他人を見て気づかされることであること。また皮肉にも他人を批判することは結局自分の問題点に気づけるチャンスであることも。

 

2020年有難くも満足した一年を過ごすことができました。

 

だからこそ。2021年は昨年お世話になった人達への感謝を忘れず、その人へ恩返しというか感謝の気持ちを込めて「一生懸命」に生きることが目標です。

誰にも負けないぐらい全力で。

 

 

年始早々にクサいことを言いますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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